虫刺され、毛虫

虫の種類や年齢、体質により様々な反応が生じます。毛虫では、限局した場所に発赤がでる傾向にあります。刺された意識がなくても、風に乗って毛虫の毛が体に付着したり、洗濯物に付着していたものによっても皮膚炎を生じます。市販の塗り薬では、抑えきれない場合もあり、症状が強い場合は強めの薬を使用して治療します。

チャドクガについて
チャドクガの毛虫は5〜6月と8〜9月にツバキやサザンカなどの木に多く発生します。この時期に腕や頸部などに赤いぶつぶつが一斉に発生した時には、毒針が付着したことが原因の皮膚炎の可能性もあります。
初期治療として、明らかに毛虫が皮膚についた場合は、ガムテープなどで付着した毒針を除去した後に、よく水で洗い流してください。その後赤くなる場合には、ステロイドの外用が必要になります。